完全母乳のデメリット?
完全母乳と職場復帰
母乳が出るなら、母乳で育てたい。育てたほうが良い。
多くの方がそう感じているのではないでしょうか。
第一子の場合は特に、産後十分に母乳が出れば何も考えずに母乳育児になりますよね。
でも…離乳前に職場復帰を考えている場合は気をつけたほうがよいと思います。
思わぬ落とし穴…哺乳瓶拒否
職場復帰をするから、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲んでもらおう!あるいはミルクを飲んでもらおう!となると思いますが、このタイミングが生後3ヶ月以降だと
赤ちゃんに哺乳瓶拒否やミルク拒否をされる可能性が大いにあります。
赤ちゃんもママの乳首の感触や、味がわかってくるんですね…
いつもと違う!!いやだああああ!
って、大泣きで拒否されちゃうかもしれません。そりゃあそうですよね、完全母乳の場合はこれまで哺乳瓶やミルクに触れる機会がほとんどなかったはずですから、自分の食事として認識できなかったり、ミルクの味を受けつけなかったりします。
これ、職場復帰を予定しているママにはとても大きな悩みの種になります。
拒否する子は本当に頑なに飲みませんから。。
何はなくとも哺乳瓶には触れさせておく。
復帰直前に青くならないために、復帰1ヶ月くらい前からは面倒でも常に日に1回は搾乳した母乳を哺乳瓶で与えたり、ミルクを与えたりしたほうがよいと思います。
職場復帰以外にも、病気等でママが授乳できない状態になる可能性もありますから哺乳瓶には慣れさせておくに越したことはないのではと思います。
しかしながら、毎日哺乳瓶で授乳する機会を作っていてもある日突然哺乳瓶やミルクを拒否しだしたり、逆にママのおっぱいを拒否する乳頭混乱になってしまったりします。。こればかりは赤ちゃん次第です。
「母乳メインで育った赤ちゃんは哺乳瓶やミルクを受けつけない可能性がある。
混合でもある日どちらかを拒否する可能性がある。」
ということは心構えとして知っておくに越したことはありません。
哺乳瓶を拒否されたら…?
久しぶりに哺乳瓶でミルクをあげたら…あらら?吸い付かないぞ?
そんな時は焦らず順番に試して原因を特定しましょう。
①中身をミルクではなく搾乳した母乳にしてみる
これでアッサリ飲むこともあります。ミルクの味がイヤ!ということなので、搾乳を頑張るか、好みのミルクを見つけてあげましょう。
飲まない場合は②に進みましょう。
②ミルクをスプーンやコップであげてみる
これで飲む場合は哺乳瓶がイヤ。いろいろ試してそれでもダメなら、スプーンやコップで授乳できます。
③哺乳瓶は変えずに、乳首のサイズや流量を変えてみる
完全母乳の場合、新生児期ぶりの哺乳瓶!なんてこともあろうかと思います。その場合、
「こんな少しずつしか出ないのはイヤ!!」
と拒否されてしまう可能性があるので、哺乳瓶の乳首のサイズをあげたり、流量の調整ができる哺乳瓶なら流量を多くしてみると飲んでくれることがあります。
④乳首をあたためてみる
中身の母乳やミルク同様、乳首も冷たいと拒否される可能性が。人肌程度にあたためてあげましょう。
⑤あげる人を変えてみる
ママが哺乳瓶で授乳しようとすると、「なんで母乳くれないの?」と拒否をする赤ちゃんもいるそうです。パパやおばあちゃんにあげてもらうと、諦めて?飲むことがあります。
⑥ここまで試してだめなら…哺乳瓶を変えてみる
ここからは少し大変ですが、哺乳瓶を変えてみましょう。片っ端から試すのはお金もかかります…。私も哺乳瓶マニアの如くめぼしい哺乳瓶はほぼ全て所持していますw
この話題についてはまた詳しく書ければと思います。