帝王切開って痛いの?
どんな方にも帝王切開での出産の可能性があります。
今や出産の1/4が帝王切開と言われています。予定帝王切開の方もいますが、「普通分娩の予定が緊急帝王切開になる」ケースは少なくありません。
帝王切開って痛いの?
私は痛みに弱いので真っ先に気になるのが「痛み」です。。
緊急帝王切開になった際に
「お腹切るの?!お腹切るの?!痛い?痛いよねええええ?!」
と軽くパニックになりそうになりました…。
で、実際帝王切開は痛いのか。痛くないのか?
手術自体は全く痛くありません。
強いて言えば、背中に打つ麻酔の注射がチクっとする程度で、赤ちゃんが出てきてお腹が閉じられるに至るまで、痛みを感じることはありませんでした。
ある意味無痛分娩よりも痛くないと思います。
……手術自体は…。
痛みは出産後から
帝王切開の痛みは手術後麻酔が切れてからの傷の痛みと後陣痛のダブルパンチに始まります。
①傷の痛み
術後翌日は自力では起き上がることはできません。痛すぎて。
トイレにも行けないし、授乳もままならないです。
でもたぶん歩かされます。生まれたての子鹿のようにヨロヨロと、激痛に耐えながら歩行練習です…。(早期離床をしないと癒着の可能性があるそうです。)
退院する頃にはスタスタ歩けるようになりますが、2、3日は本当に痛いです。
痛みは徐々に和らぎますが、1ヶ月くらいは日常生活に違和感が残ります。
②トイレの痛み
これも傷の痛みではあるのですが、トイレをするときに激痛が走ります…。
思わず手すりにしがみついてしまうような、例えるなら膀胱に熱い鉄をあてられているような…なんとも言えない痛みです。私はこの痛みが陣痛より痛かったです。。
これも退院する頃にはだいぶマシになりますが、違和感は結構長く残ります。
③頭痛
手術時の麻酔の副作用で頭痛が出ることがあります。頭もお腹も痛いなんて、もう一切動きたくないです。
でも…生まれたばかりの赤ちゃんに会いたくて、歩行練習ができちゃうもんなんですよね。
結論。
帝王切開は手術翌日がヤマ。
周りの方は翌日のお母さんを労ってあげてください。