子育て日記

働くことと、育てること。うまく両立するための情報です。スマートでなくとも、がむしゃらでも、頑張る母の姿をきっと子どもは見ていると信じて。

母乳育児について思ったことを書いてみた

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最近何かと話題の母乳育児信仰?ですが…

最近では北斗晶さんが『出ないもんは出ないんだよ』と発言し話題を呼びました。

母乳かミルクか。

本エントリーは個人的な意見ですので、ご承知おきください。

 

赤ちゃんを産んだら母乳は勝手に出る、は間違い

産むまで知らなかったことランキング上位になりそうな事実ですよね。

出ない方は出ないのです。産前におっぱいマッサージや母乳にいい食事なんかを一生懸命していても、出ない方は出ない。体質なので仕方ありません。

一方で出る方は何もしなくてもぴゅーぴゅー出ます。マッサージなしでも、普通に赤ちゃんに吸って貰えば軌道に乗ってそのまま育てることができます。

その差はママの努力で埋まることもありますが、埋まらないこともあります。

 

母乳が満足に出ないママは、母親失格だと自分を責めてしまうでしょう。

 

お腹が空いたという我が子を、自分の母乳では満足させてあげることができない。とてもやるせない気持ちになるはずです。

 

そんなママに、「気にしなくて良い」「ミルクがあるから大丈夫」っていうのは、少し違うんじゃないかなぁと思うのです。

 

ミルクがダメとか、母乳に拘る必要があると言いたいのではありません。

 

ママが自分を責めてしまうのは、哺乳類という生き物の本能なのではないでしょうか。

ミルクがあると頭では理解していても、本能は「おっぱいをあげないといけない」と思ってしまう。

なんだか突拍子もないことを言いましたが、人間もいち哺乳類です。

動物としての本能で、産んだ我が子におっぱいをあげるようにプログラムされている。だからママは自分を責めてしまう。

メリット、デメリットの問題ではないのです。

「気にしなくていい」は無理なんじゃないかな、と。

 

ミルクだってちゃんと問題なくこどもは育つと思います。

それを他人が責めたり、母乳育児を押し付ける権利はありません。

 

ただ、最近の母乳育児信仰はミルク育児に対するママの本能の部分が少し歪んで見えてしまっているだけなのではないかと思うのです。

 

きっと大事なのはママが自信を持って笑顔でいること

なんらかの理由で母乳をあげることが難しいママが自分を責めないようになるには、多分時間と母親としての自信が必要だと思います。

単純に「ミルクで大丈夫」で決着する感情ではないから。

 

ミルクが最善ではないとか、ミルクが母乳よりも劣っているとか、そんなことではありません。本能の問題です。

我が子に親として最善を尽くしたいのは自然な感情です。

母乳をあげられない=最善を尽くしてあげられなかった。 そんな負い目を感じてしまう。

 

でも、ママと赤ちゃんの間の最善ってなんでしょうか。

ママが笑顔でできることの中で、ベストを尽くしてあげればいいのではないでしょうか。

 

『出ないものは出ない』と割り切るのは難しくても、笑顔で優しく語りかけながらミルクをあげられるなら、それがママと赤ちゃんの間の最善かもしれません。

ママが無理をして神経質に食事を制限したり、母乳がでないプレッシャーで笑顔がなくなったり、それでもおっぱいをくわえさせるよりも、赤ちゃんは愛情を感じられるかもしれません。

 

気にしないのは無理かもしれません。

無理でも、赤ちゃんのために、自分にできる最善を。できる限りの笑顔で。

 

そんな風に思います。

 

 

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