初産の無痛分娩は難しい?〜計画無痛分娩〜
計画無痛分娩について
無痛分娩を希望すると、殆どの場合計画分娩になると思います。
計画分娩とは予め入院日を決めて、陣痛誘発の処置を行い出産することです。普通に陣痛が来るのを待つと、夜間や休日等無痛の処置ができない(麻酔が扱える医師がいない)時間帯に陣痛がきてしまう可能性があるためです。
病院によっては自然に陣痛がくるのを待って、子宮口がある程度あいてから無痛の処置をするケースもあります。無痛の処置(=麻酔)をするタイミングは病院によってバラバラなので、必ず事前に確認をお勧めします。
そのあたりのことはこちらにも記載していますのでご参考くださいね。
計画分娩の難しさ
臨月に入ると毎週検診があり、内診を行って子宮口の開き具合や硬さをチェックされます。その具合で入院日・出産日を相談して決定します。
一般的に、初産婦は子宮口がなかなか開かなかったり、子宮口が硬かったりするそうです。そのため、計画分娩の予定日がどんどん後ろの日程にずれることがあります。もちろん、経産婦でもその可能性はあると思うのですが大抵は経産婦さんの方がスムーズに進むそうです。
どんどん後ろの日程にずれていった結果、予定日を超過して、結局入院よりも陣痛が先に来てしまい無痛の処置が後回しになってしまうことやそのまま出産になってしまったりすることもあります。
計画分娩は「誘発したらスムーズにお産につながるだろうけど、まだ自然には陣痛が来ないであろう日程」を設定するので、なかなかタイミングが難しいようです。
入院してもなかなか産まれない…
計画分娩のために入院をして、陣痛誘発の処置をしてもなかなか有効な陣痛が来なかったり、子宮口を開く処置をしてもなかなか開かなかったり…スムーズにお産につながらないケースもあるようです。
結果入院日数が伸びて、想定よりも費用がかかったり、なにより母体の体力の消耗があるので、計画分娩=スムーズにスルッと産める!というわけでもないそうです。無痛の処置をしている分痛みの苦しみは軽いのですが、それでも体力の消耗は激しいです。
私は計画分娩の入院日よりも先に陣痛がきてしまい、途中から無痛(和痛)処置をして痛みを緩和したものの、そこから2日子宮口が全開にならず、結局帝王切開になりました。おまけに麻酔は途中から左半身しかかかっていませんでした…。(右半身は痛い)
無痛でも出産の痛みをしっかりイメージしておくことが大事だと思います。
無痛分娩だから、と痛みのことを考えずにいると、いざという時にパニックになる可能性があります。
入院時には無痛だからと油断せずに、テニスボールを持参しましょう!お守りにもなります!
計画無痛分娩でも通常分娩と同じように陣痛を経験する可能性があることを考慮し、痛みに対するイメージをしておくことが大事だと思います。
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