子育て日記

働くことと、育てること。うまく両立するための情報です。スマートでなくとも、がむしゃらでも、頑張る母の姿をきっと子どもは見ていると信じて。

無痛分娩は痛い?〜無痛分娩の病院選び〜

無痛分娩って本当に痛くないの?

 

「無痛」って単語を使っているのだから、痛くないでしょ〜

 

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そう思いますよね。

私もそう思いました。

 

はっきり言います。

 

 

 

病院選びをしっかりしないと普通に痛いです。

 

「無痛分娩やってるんだ!じゃあここにしよう!」

的な軽い考えで産院を決めて、これで出産の痛みの不安とはオサラバ⭐︎

……オサラバできるのは陣痛が来るまでかもしれません。

最悪、普通分娩と同じくらい痛くて、麻酔の副作用(頭痛、悪寒など)が出るケースもあります。

もちろん、最初から最後まで殆ど痛みを感じないこともあります。

 

なぜこんな記事を書いているかと言うと、私も無痛分娩で出産をした経験があるのですが…

 

・子宮口が5センチ開くまでに陣痛開始から4日かかり、その間普通に陣痛に耐えることになった

・麻酔を入れても右半身だけ痛みを感じない。左半身はめちゃくちゃ痛い(おそらく普通に陣痛)

・結局左半身には麻酔がかからないまま出産…

 

という、どのあたりが無痛だったのかわからない経験をしました。

 

せっかく高い料金を支払うのです。

いざ出産のタイミングで私のように「痛いじゃん!!」とならないように、確認すべきポイントを挙げてみたいと思います。

 

①「完全無痛」or「和痛」

「無痛分娩」という言葉に惑わされないでください。

「無痛分娩」には、

1)全くと言ってもいいほど、陣痛の痛みを感じない「完全無痛」

2)陣痛の痛みをある程度和らげる「和痛」

の2種類があります。これ重要です。

 

「無痛」なんて単語が入っているもんだから、てっきり全く痛くないんだと思いますよね〜…でも選んだ病院が2)和痛 だと、普通に陣痛の痛みを感じます。

もちろん、麻酔なしで出産するよりもかなり痛みは軽減されますが、それなりには痛いと考えておいたほうが良いと思います。

この二つの違いは重要だと思うので、分娩予約をする前に必ず確認を。。

 

 

②麻酔を入れるタイミングは?

これは麻酔の量、ではなくタイミングです。

無痛分娩の場合、大体が事前に出産する日を決めてその前日に入院し、促進剤と麻酔を使って出産する計画出産になると思います。

 

そもそも計画出産ではない場合は、自然に陣痛がきてから自分で病院に行き、麻酔を入れてもらうまでは普通に痛いです。当たり前ですが。

 

計画出産であったとしても、「促進剤を投与してから子宮口がXXセンチ開くまでは麻酔を入れない」病院もあります。この場合もそれまでの間は陣痛に耐えることになります。

 

つまり、

1)計画出産になるかどうか

2)麻酔を入れてくれるタイミングはいつか

は確認したほうが良いと思います。

 

 

③麻酔医がいるか

無痛分娩は硬膜外麻酔を打つことになりますが、どうやらなかなか高度なテクニックと練度が必要なようです。

ぶっちゃけ、あまり慣れてないお医者さんが打つと、効きが悪かったり、私のように片半身だけ(左半身・右半身だけ)麻酔がかからなかったりします。

これは注射を打つポイントと、麻酔の流量のコントロールが難しいからだそうです。

 

なので、専門の麻酔医がいる病院のほうが安心できると思います。

個人病院でも腕が良いと確信できる病院にしたほうが良いです。

 

 

それでも痛みは覚悟しておきましょう。

 

完全無痛の腕のいい病院に決めて、よし、これで痛みとはオサラバ⭐︎

となったとしても、様々なケースで無痛の処置ができないことがあります。

ある日突然陣痛が来た場合や、妊娠の経過によって無痛ができない病院への転院を余儀なくされる等々…。

 

 

覚悟は大事です。